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自動視野計検査

自動視野計写真
自動視野計
ハンフリーフィールドアナライザー2

この装置は目の見える範囲を検査するものです。
普通、人間の目は、基準となる明るさのもと、外側100度、内側60度、上60度、下70度が見えるとされています。
緑内障、視神経の病気、脳の病気などでは、この見える範囲(視野)に異常が出ることがわかっています。
そのパターンから病気の部位を判断することも可能です。
この装置ではコンピュータによって自動で測定することができ、独自のプログラムによって患者さまがぼんやりされていた、とか押し忘れなども検出できるようになっており、大変優れた装置です。
以前は片目の検査に15分以上かかったのですが、今はSITAというプログラムができたおかげで、5分以内で終了できるようになりました。
今では全国の緑内障専門家に広く使われていますが、このプログラムの、日本で初めての検証をした学術論文は稲積院長の仕事です。

新しい閾値測定アルゴリズム
Swedish Interactive Thresholding Algorithm(SITA) の緑内障眼における評価
稲積幸介、辻明、山本哲也、北澤克明 日本眼科学会雑誌 102: 667-672, 1998

視覚障害がある患者さまの視野検査結果

下に示すのは視野障害の存在する患者さまの検査結果です。
白いところは見えているところ、黒いところは見えないところです。灰色の部分は明るい光は見えても、暗い光は見えないところです。
縦横の線の交わる部分がものを見る中心です。

視野検査結果写真
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